6thアリス

本作の主人公。１３歳あたり。

ふしぎな夢の世界に招かれた６番目のアリス。

数年前に事故に遭い、右目を失った。現実世界では左目と同じ色の義眼が入っており眼帯をつけている。自分の行動に自信が持てない引っ込み思案なところもあるけれど、夢の世界では強化された身体能力や特殊技能を使いこなし敵に立ち向かう勇敢な少女。

5thアリス

８歳あたり。綺麗な髪の毛が自慢の少女。

現実世界ではがん患者であり、抗がん剤治療の副作用によりその自慢の髪は抜け落ちてしまった。

夢の世界での能力は「変幻自在な美しい髪」。

長さも強度も自由自在。幅広い用途に適した能力。 

4thアリス

１７歳あたり。おっとりとした性格で趣味は手芸。手先が器用なのが自慢だったが、現実世界では重度の火傷で手が使い物にならなくなってしまった。

夢の世界での能力は「器用な手先」。

 手先を必要とする道具も出てくる。キーピックもお手の物。

3rdアリス

１８歳あたり。ハツラツとした快活な性格。陸上の大会では優勝するほどの実力者、走る事が大好き。

現実世界では病気の為に脚を膝下から切り落としてしまった。

夢の世界での能力は「風のように早く走れる脚」。

どんな道も壁だって全力で駆け抜ける強靭な脚。

2ndアリス

１５歳あたり。物心ついてからの全盲であり、夢の世界に来て初めて色を見た。

物語が大好きな読書家。

夢の世界での能力は「ホントウを見る目」。

隠された道や場所に滲みついた想いを覗く青の瞳。

アリスであることよりも、読者であることを選んだ少女。

1stアリス

１５歳あたり。全ての始まり。

夢の世界は彼女が創り上げた。始まりのアリス。

綺麗な声を褒めて貰えてから歌うことが大好きだった少女。とある精神的なショックにより声を失ってしまった。

夢の世界での能力は「全てを魅せる声」。

声で世界の全てを意のままに操る。

夢の世界において絶対的な存在である彼女に、女王の座は相応しい。